結論
3-2-1 ルールは「3つのコピー / 2つの異なる媒体 / 1つはオフサイト」。むずかしく考えず、次の5ステップで実践できます。
ステップ1:守るデータを決める
まず「失ったら困るもの」を洗い出します。多くの人にとっては、写真・動画・仕事のファイル・思い出の記録です。すべてを完璧に守ろうとすると挫折します。優先順位の高いものから始めましょう。
ステップ2:メイン(普段使い)を決める
日常的に使う場所を1つ決めます。クラウド(Dropbox / Google ドライブ 等)が手軽です。ここはあくまで「作業場所」であって、これだけではバックアップになりません。同期は、誤って消すと全端末で消えるからです。
ステップ3:ローカルの控えを作る(2つ目の媒体)
メインとは別の種類の媒体に複製します。自宅 NAS や外付け SSD/HDD が定番です。クラウドと外付けのように種類を分けることが重要です。同じ種類は同じ理由で同時に壊れがちだからです。
ステップ4:オフサイトの控えを作る(別の場所)
火災・水害・盗難では、同じ家にある控えはまとめて失われます。物理的に離れた場所、つまり別のクラウドに1つ置きます。買い切り型クラウドは、固定費を増やさずオフサイトを確保できるので相性が良いです。
ステップ5:自動化して忘れる
人は手動バックアップを必ず忘れます。NAS の自動同期、クラウドの自動アップロードを設定し、設定したら忘れて良い状態を作ります。これが続く仕組みの鍵です。
まとめ
- 守るものを絞る → メイン → ローカル → オフサイト → 自動化
- どれか1つ欠けても「守れているつもり」になりがち
- 自動化まで到達して初めて安心できます
用途別の具体的な組み合わせは、構成セットと診断ツールでそのまま確認できます。